Vol.29
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城下町と「津山まつり」
城下町を練る津山だんじり
津山地域は和銅6(713)年の美作国誕生から近世に至るまで、常に一貫して美作の政治、経済、文化の中心を担ってきた地です。近世においては津山城を中心に城下町が形成され、当時築かれた町割りが現在もはっきりと残っています。近世からの伝統を守り伝える祭りが生活の中に息づいており、中でも「津山まつり」では、各町内で守り受け継いできた28台のだんじりをはじめとする津山だんじりが、城下町時代以来の寺院群や町家建築、近代化遺産等、数々の歴史的な建造物が残る市街地を、多くの市民や子どもたちと共に練り歩きます。