Vol.29
Vol.29
18
「さいふまいり(宰府詣り)」と史跡のまち・太宰府
さいふまいりで賑わう太宰府天満宮参道
太宰府市は、1350年前、九州統括と東アジア世界への玄関口として置かれた大宰府(おおみこともちのつかさ)に端を発し、その後、文道の神・菅原道真公を祀る太宰府天満宮を参る「さいふまいり」と遊山によって賑わうまちとして現在に至っています。太宰府天満宮の祭事と門前の人々の奉納行事、参詣者・来訪者への「おもてなし」が、門前町に残る歴史的建造物や、通りの風情、さらには遊山の地としての大宰府関連史跡群の姿と一体となって「さいふまいり」の歴史的風致を創り出しています。