Vol.29
Vol.29
31
江戸期の町割りと風情が残る城下町
江戸期の町割りを継承する水路と石積護岸
佐賀市における平野部の成り立ちは有明海に大きく起因し、鎌倉時代から行われてきた干拓により形成されてきました。江戸時代には鍋島氏の居城である佐賀城を中心に城下町が形成され、海外に門戸を開いていた長崎と小倉を結んだ長崎街道が城下町を貫き、長崎にもたらされた海外の珍しい文物・文化は佐賀の地にも大きな影響を与え続けました。城下町の町割りを継承する道路や水路は今も多く残り、そこに暮らす人々の活動や、歴史的に価値の高い建造物などが一体となった歴史的風致が今日まで継承されています。
ホームページ:https://www.city.saga.lg.jp/