Vol.31
Vol.31
37
信仰と武家文化が息づくまち
参拝者でにぎわう善光寺さん(国宝善光寺本堂)。写真提供:善光寺
平安時代以降の浄土信仰の広がりとともに発展し、庶民信仰の寺院として多くの信仰を集め、特徴的な木造建造物群を今に伝える善光寺と、善光寺御開帳に代表される歴史的な営み、平安時代後期以降修験道場として比叡山、高野山と共に「三千坊三山」と呼ばれた戸隠神社と、戸隠式年大祭に代表される歴史的な営み、戦国時代に松代城が築城され、江戸時代には真田氏が250年にわたり治めた城下町松代と、真田十万石祭りや祇園祭に代表される歴史的な営みなど、数多の歴史的風致が存在し、それぞれが歴史的、文化的なつながりを持っています。