Vol.31
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江戸時代の地割が残る「飫肥城下町」
飫肥城大手門
日南市は、日南海岸国定公園である日向灘と飫肥杉の山々に囲まれています。天正16(1588)年から明治初期までの280年間もの間、飫肥藩として伊東家が5万1千石の城下町を治め、武家屋敷を象徴する門構え、風情ある石垣の町並みが現在も数多く残っています。また、海幸山幸物語の日向神話を伝承する神社や風光明媚な自然と歴史ある建造物を現在も守り伝えています。これらの自然や歴史的建造物と、古くから継承されている伝統芸能や顕彰活動が一体となり、日南市の良好な歴史的風致を形成しています。