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Vol.29

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歴史と景観を活かしたまちづくり

多賀城市(宮城県)

多賀城碑(重要文化財・名勝・日本遺産)。覆屋の中に多賀城創建などを記す石碑(「壺碑」)が納められている

多賀城市の礎は、神亀元(724)年に陸奥国の国府として、また東北全域における政治・軍事の拠点として創建された「多賀城」に由来します。その後、約300年間、東北の中心地として栄えた歴史を背景に、現在はその名残として特別史跡多賀城跡附寺跡、重要文化財の多賀城碑、古くから歌に詠まれた歌枕などが存在し、人々に多賀城の歴史や文化を伝えています。江戸時代、多賀城碑の発見により古代の文献に見る遺跡であることが理解され、その後、地元の人々を中心に守り、伝えられてきました。このような歴史的景観は、いにしえの歴史や歌枕を感じる場として人々を魅了しています。

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