第3号

文化遺産の魅力を伝える

文化遺産は、「ただそこにあるだけ」では輝きを保てません。
保存・整備してありし日の姿を伝える地道な作業、 興味や関心をもってもらうための展示やイベントの工夫、文化遺産を通じて地域の人々が連携し、地域が活性化していく仕組みつづくり……。
これらの取り組みを通して、文化遺産は輝きを増し、 多くの人々に知的好奇心を満たす喜びや、楽しい思い出を提供していくのです。
各地の文化遺産関係者の方々は、文化遺産を守り伝える立場にあることの誇りと、 地域や文化遺産に対する愛情をもって、日々創意工夫を続けています。 今回のコラム集では、「文化遺産の魅力を伝える」をテーマに、史跡や博物館で日々試行錯誤されている方々の取り組みをご紹介します。

  • 小冊子として2019年11月に刊行しました。
  • 各施設の展示内容やイベント内容、開館時間などのインフォメーションは、変更になる場合があります。