vol.40

世界文化遺産
「北海道・北東北の縄文遺跡群」

2021年7月27日、「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録された。
北海道・北東北に暮らした縄文人は、豊かな自然の恵みを享受しながら、 1万年以上の長きにわたって採集・漁労・狩猟生活を営み定住していた。
本遺跡群は、縄文時代の人々の生活と精神文化を今に伝える貴重な文化遺産であり、 農耕社会成立以前の人類の暮らしについて、世界に向けて新たな知見を与える意義を持つ。
今回の特集では、世界文化遺産登録に尽力した考古学者や文化庁調査官の考察、 北海道・北東北の自治体関係者が地域の縄文遺跡に寄せる想い、 さらに、17の構成資産の概要や特徴を紹介する。

表紙タイトル:「蘇る古代の叡智と、光の目醒め」

アーティスト:サイトウパピコ
1976年生まれ。青森県在住。Design L'oiseau Blue代表。2016年に19年間勤めた子ども園を辞め、「好きな絵と共に生きる」と心に決め「サイトウパピコ」として起業。アボリジニアートの世界観に惹き込まれ、独学で手法を学ぶ。3児の母でもあり、子どもたちの未来のために「頑張る女性を笑顔に」「お母さんが幸せで、満たされた世界」を目標に活動をしている。